TOMOE@山形ミュージック昭和セッション
思えばライブハウスに足を運ぶのも、恥ずかしながらPeople In The Box以外のバンドをフェス以外で拝むのもかなり久しぶりで、ものすごい緊張してました。
今日はライブハウスとライブそのもの初体験の妹たちを連れていたのでなおさらでした。どうなるかわからない感じだったので、呼吸が変になるほど不安と緊急でいっぱいでした。
結論から言えば、半分くらいは杞憂に終わりました。初めて訪れたライブハウスで勝手がわからず私はオドオドしてましたが、妹たちはとても楽しんでくれたようです。
演奏順にセットリストと感想を。
日曜日/浴室
ベルリン
新市街
(MC さくらんぼの唄)
市民
笛吹き男
(MC)
天使の胃袋
旧市街
初っぱなから波多野さんのギタートラブル。氏いわく幸運な私たちは二度も日曜日のイントロを聴くことができたのでした。
その後福井さんもベーストラブルがあり、そのつなぎのMCの間に即興でさくらんぼの歌という名曲が誕生してしまいました。ライブステージで生でセッションとか豪華すぎですね。
波多野さんの風貌がかなり変容していて最初誰かと思いました。グレーの帽子に髭。オシャレでしたよね。テンションも高く楽しそうな様子でした。
ダイゴさんはもう身体は大丈夫なのでしょうかとハラハラしながら見ていましたが、力強いドラミングには寧ろ私の方が元気をもらえた気がします。
福井さんのコーラスが美しく、とてもうっとりとしてしまいました。市民が本当に好きです。
ちなみに新譜も無事購入できました。先程聴きながら妹宅に帰ってきましたがCDで聴くとまた違う良さが見えてきて何度も繰り返し聴きたくなります。
人鳥哀歌
アリゲーター
ハイライト
(MC)
ドラマチック生命体
命の更新
不死身のうた
(MC)
永久列車
かなり昔から好きなはずのバンドなのに、もしかしたらちゃんとライブを見たのは初めてだったかもしれません。
一曲目から人鳥哀歌、さらに続けてアリゲーターでかなり高揚しました。好きな曲ばかりで一気に気持ちを持って行かれ、始終にこにこしてしまいました。
とにかく歌声が深く、鼓膜からさらに奥へと深く響き、その心地よさと力強さに思わず涙腺が熱くなりきゅうっとなりました。特にドラマチック生命体、命の更新、不死身のうたの流れは感極まってもうたまりませんでした。
本当に楽しい時間をありがとう、とあたたかい気持ちになれました。
曲を聴くこと自体実は初めてでした。全曲ギターのリフが印象的でしたが、アンコールでやったミストピアという曲が特に好きでした。
こちらもドラムさんにトラブルあったようで、ボーカル小林さんがMCでつないだり水の影/荒井由美を歌ったりとがんばってました。カバーはしっとりとし、うっとりとするほど美しく響くギターと歌声がすばらしかったです。あんなに強烈なシャウトを放つのに…同じ喉とは思えませんでした。
小林さんがぽつりぽつりとMCで紡ぐ言葉から、想いに素直な純粋な感じを受けて、大変好感の持てる方だなぁと思いました。また音を聴く機会が得られれば嬉しい。
ライブ後はいつも淋しい思いに駆られるのですが、妹たちといろいろ話しながらついた帰路は本当に楽しいものでした。思えば誰かとライブに行くことも久しぶり。本当に久しぶりなことばかりのライブでした。
