結局全てを何もかもを裏切って来たのは私なのに、「愛してくれ」だの「見捨てないでくれ」だの喚き散らして駄々こねて、なんてムシのいい奴なんだ。 そんな都合のいい話、ある訳がないから。 もうとっとと割り切って悲鳴の止まない喉を締め上げてしまいたい…
「なぁもう止めにしないか」 「休憩かい?」 「そうじゃない、もうこれっ切りしようぜって言ってるんだ」 「君、何を言い出すんだ」 「だってこんなに空は青いのに、俺達今日も墓穴掘るだけで一日終わっちまうぜ」 (彼らの周りには湿った大地に空いた無数の…
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