彼女は段ボール箱の中で小さく縮こまって笑う。 さながらゴミ屑のように。 僕は独占欲からそれを拾い上げる。 汚い鼻面を弾くと彼女は一瞬顔をしかめてからまた笑った。 目玉だけがぎらぎら輝いた。 「ワタシハドンナバショデモワラウワ」と。 そして彼女は…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。