詞メモ

吉祥寺の朝が燃えている

彼も彼女もきっと見ていないんだろう 私が独り佇んだホームに 薄い紺色から濃いオレンジへのグラデーションが広がっている 安い宝石をバラ撒いた街がその中で燃えている 彼も彼女もきっとあの中で、何も知らずに眠っている 私がそれを独りで、独り切りで、立…

ASH TEA

あたしの紅茶で煙草を消す癖 灰だらけで飲めなくなった琥珀色を 下水道に流す瞬間の悲しみ 刹那を 琥珀色はいつか褪せてしまう 死に行く賛美歌 哀だらけの世界 嘲笑って(わらって) そのままで 死んで アナタには憎しみが似合うなんて 気が狂ったように叫ぶ…

未定

君が死んでしまってから あたしはこんなにも歌が下手になったんだよ 遠い空に焼き付いた あのブルーのライトが忘れられないまま