以前から手紙等でやり取りをしている友人から電話が来た。
非常に長い電話だった。正直切りどころがわからなくて困った。
彼女は相変わらず、バンドマンでも音楽でもなく、自分の感性に溺れているようだった。
視界を狭めるということは生き方を狭めることだと、遅かれながら少し気付いたものの、
自分もそこからいまいち片足が抜けきらないままだとわかってる。
そんな中、彼女の生き方や受け入れないものへの態度を受話器越しに聞くたび、
なんだか未来について考えるのがとても恐ろしくなって、どっと溜息を吐いた。


妄想と雑考と被害者意識で脳がボコボコと不平を立てる音が止まず、中々寝付けない。
英語のリスニングの勉強を少しだけやって、床に就こうと思う。