沈黙/アビシニアン /古川日出男


沈黙/アビシニアン (角川文庫)

沈黙/アビシニアン (角川文庫)


ようやく読み終わりました。


度々声に出して読みたくなり、実際にそうしていましたが、そうすればするほど引き込まれ、音として響く言葉を反すうしながら、追い立てられるように、しかし丁寧に読み解きながら、やっと今日読み終えました。長かった。
3度目の挑戦にしてようやく最後まで読めた。


感想を記せ、と言われると、つらいです。
とてもリアルで、幻想的で、常に切迫感と何か大きなものに飲み込まれそうになりながら、物語が進んでいったように思われます。


アビシニアンも読み返そうかな。