透き通る水色の空の縁、山の端には淡い桃色の雲が穏やかにずっしりとした重量を想わせながら(あくまでも実在はしないそれを想わせた)そこに留まっていた。 送電塔は何故あんなにも凛々しく立っていられるのだろう。ぴっと背筋と両腕を伸ばして、淡い空色を背…
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